美山の観光名所 → 西乗寺と三尊仏
(南丹市美山町下平屋)
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西乗寺 外観 |
遠慶山 西乗寺は浄土真宗の寺院で、はじめは真言宗でしたが、天文20年(1551年)僧祐道の開基で浄土真宗となったそうです。
境内には阿弥陀堂があって、弥陀・勢至・観音の三尊像を配置しています。
これらはもともと下平屋堂の前にあった真言宗西方廃寺の本尊であったそうですが、静原歓楽寺の仏像であったとか、門坊寺の仏像ではないか等、その伝来は、はっきりしません。
阿弥陀如来及び両脇侍坐像はいずれも木造寄木造漆箔で、中尊は1m40cmで勢至は1m・観音は1m06cmの藤原式三尊来迎像です。
その製作年代は、藤原末期か鎌倉初期と言われ端麗の尊容を具えた優秀な作品です。
昭和2年に文部省告示266号をもって、国宝に指定されました。
戦後、昭和25年に国宝の指定変更に伴って、重要文化財となりました。
なお四天王像4躯は、木造寄木造の作品で共に藤原時代のものだそうです。火伏せの仏様として知られております。
本堂は、大変立派なもので、近在では類を見ない規模です。
現在の本堂の建立についての記録は存在しませんが、京都府文化財保護基金の調査で、木の風蝕状況を見て江戸時代末期から明治時代にかけて建立されたものとされています。 |

本 堂 |

重要文化財「阿弥陀如来及び両脇侍坐像」 |
西乗寺は、南丹市バス「下平屋」バス停下車。徒歩約5分です。
自家用車で来られる場合は、下平屋集落センター駐車場をご利用下さい。
西乗寺周辺の地図 
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三尊仏の安置されている阿弥陀堂 |
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